ケアポート板橋に入職させて頂き15年が経ちました。グループホームの管理者を経て、4年前より東坂下事業所の所長を任せて頂いております。立場も変われば業務内容は多岐にわたり、「仕事のやりがいが何なのか？」「自分は何のために仕事しているのか？」と考え、悩むような日々が続きました。

そんな中、ご利用者やご家族からは日々「ありがとうございます。」と声を掛けて頂き、職員は自分を頼ってご利用者支援の相談や新しいチャレンジをキラキラした目で話しており、「何て自分は小さい人間なんだ！」と気づかされました。こんなにも感謝をされ、自分を頼ってくれる仲間、ご利用者、ご家族がいるという事がどんなに素晴らしく有難い事なのか、自分の事ばかり考え大切な感謝の気持ちを見失っていました。

自分はご利用者やご家族、仲間を「支えている」のではなく、「支えられている」と気持ちを改める事が出来、どんなことがあっても物事をポジティブに捉え、些細な事に感謝する気持ちを持てるようになり、今ではそんな「感謝の気持ちを持たせてくれる環境」で仕事が出来る事自体が「やりがい」となりました。

これからもご利用者、ご家族、仲間など関わる全ての方に「豊かな心」になって頂けるよう、「愛情をもって親身な対応」をし、全力で走り続けたいと思います。