以前は製造業に携わっており、全く人と関わることのない仕事でした。その様な中、「人と関わる仕事をしたい」と強く思い、職業訓練校へ入学。半年の期間を経て、実務者研修の資格を取得しました。

ケアポート板橋は先生の勧めを頂き、今年1月に入職致しましたが、学校での学びと介護の現場のギャップがとても大きく、今もそうですが入職当時はとても戸惑いました。

コロナ禍という事もあり、学校での実習は人形を使ってのシュミレーションであり、また生徒同士の介護技術研修は片麻痺のある方の想定。入職後のご利用者に対してのケアは全て応用。とても知識と現実との壁があったことを振り返ります。その様な中、実践想定の密度の濃い研修制度や、困ったことがあると声を掛けて頂けること、質問に対しても親身になり応えて下さる先輩方に、本当に優しい方が多いと感じ、また有難かったです。

介護の魅力は、今まで様々な経験を重ねてこられた方が特養に入所され、その人生に関わらせて頂けることにあると思います。姿勢を自分で直すことが難しい方に対し、少しの援助に対しても、「ありがとう」という言葉を頂けます。これからも自分が関わることで、ご利用者の人生が少しでも豊かになることが出来たら嬉しく思います。まずは介護福祉士取得を目標に、頑張っていきます。