私は、子供のころから訪日することを夢に見ていました。日本人は非常に勤勉であり、優しく、友人からEPA制度の話を聞き、直ぐに申し込みました。ベトナムEPA介護福祉士候補生の第1期生として神戸の施設とマッチングした私は、長く勤務をしたいと思っていましたが、両親からそろそろ帰国するようにと話があった事や、周りの友人が帰国してしまった寂しさから一度ベトナムに戻りました。

ケアポート板橋では通訳として関わりを持たせてもらい、「この人達と一緒に働きたい」と強く思い、現在働かせてもらっています。ケアポート板橋に来てから驚いたことは、勉強する機会が多いこと、利用者さんのニーズを直ぐに形に出来るスピード、そして毎日のクラブ活動や実習生が多く来ることでした。

以前の施設は自己学習は勤務時間外であり、職員の数も少なく大変でした。今は時間にゆとりを持って働くことができています。先日JLPT1級を受験しました。もっと日本語を上達させて、介護支援専門員の資格にチャレンジしていきたいと考えています。毎日少しずつですが、成長していることが感じられること、これが私のやりがいです。