私がケアポート板橋に転職したのは、介護施設での看護の役割に興味をもち、高齢者に寄り添う仕事をしたいと思ったからでした。これまで学んできた知識や経験で十分仕事をしていけると思っていましたが、自分自身の甘さを痛感しました。

ご利用者の名前を憶えるのも苦労し、体調不良時の対応等わからない事ばかりでしたが、まず「家庭ならどうする?」と考えるよう先輩からアドバイスをもらい、その一言で私自身の考え方がかわりました。また、驚かされたことは、職員の仕事に対しての意識の強さです。ご利用者の笑顔を引き出すために、職種の壁を越えて一致団結し実行する姿を何度も目の当たりにしました。勉強する機会も多く、施設内だけでなく外部の研修学会にも参加しました。

痰吸引指導看護師の講習を受け、痰吸引を指導する機会をいただき、とてもやりがいを感じ、自分自身の責任の重さや自覚にもつながっています。 これからも多くのご利用者の笑顔を引き出せる役割を担える看護師になれるように努力していきたいと思います。