仕事のやりがい

Vol.0902022.10
「看取り介護を通して」
職種:
介護主任
勤続年数:
20年

入職して20年以上が経過し、振り返ると様々な経験がありました。主として特養介護職としての務めさせて頂いておりますが、関わりの中で「看取り」に関しては、毎回どの様な関りを持たせて頂いたとしても、毎回後悔が残る想いでいます。

看取りとは辞書で調べると、「無理な延命治療などは行わず、高齢者が自然に亡くなるまでの過程を見守る」とありますが、特養に入所されるほとんどの方は「看取り」によって退所されます。口から物を食べられなくなってきてから、看取り介護を開始するのではなく、入所されてから看取り介護は始まっていると考えます。いつ何時どんな事があるのか分からない中で、一日一日を全力でサポートし、集団的援助ではなく個別援助に着目し、「輝きある一瞬」を感じて頂けるように日々使命感とやりがいを感じ、従事しています。これを実現するのには一人では無理ですので、仲間と共にチームで実現していきたいです。

入職当初、色々ご指導頂いた上司や先輩のように、今は自分が学んだ事、経験したことを後輩、実習生に教えていき、サスビナビリティの実現をしてきたいです。